小笠原 晶子(大正野球娘。/櫻花會)
パワナンバー:13100 90428 28208
"魔球"のパイオニア
当時では考えられない「少女達が野球をする」「男子を打ち負かすことを目標とする」という、無謀な挑戦に多数の仲間を巻き込んだ張本人。
カリスマ的なリーダーシップがあったわけではないが、お嬢様育ちとは思えない忍耐力でチームを牽引した。
高くはない運動能力から、必死の鍛錬でスタミナを磨き、独自に"魔球"を開発するなど、妥協しない努力家でもある。
基本情報
■右投右打 投手
- アニメ版では一度もマウンドを譲っていない。
■投球フォーム:サイドスロー36
■打撃フォーム:スタンダード1
- 特徴なし。
能力詳細
↓HP掲載能力(参考)
ちから:★★
はしり:★★★
きようさ:★★★★
○投手:135km/h スタC コンA 魔球1 ナックル6 スローカーブ1
■適正:先発◎、中継ぎ○、抑え○
- 先発しかしていないが、リリーフ適正も気持ちだけ。
■球速135km/h
- 最初は酷い手投げだったが、厳しい練習と実戦を乗り越えて、最後は高津そっくりのフォームに変貌を遂げる。
- 朝香中の選手から「女子にしては良い球を投げるようになった」との発言。(11)
- これをどう評価するかが難しいが、朝香中は今で言うところの高校野球甲子園常連のような名門校の位置づけであり、その選手が良い球というからには、男子換算すると、甲子園に出てくるサイドスロー投手にありがちな130㌔台前半~中盤くらいの球速があるのではないか。
■コントロールA、低め○
■スタミナC、ド根性、回復A、ケガしにくさC、
- ランニングでチームメイトから周回遅れ。(5)
- 6回から回を追うごとに失点。(6)
- ここまでは体力の低さを露呈していたが、そこから猛練習の末改善され、最後の朝香中戦前日に坂下小戦で完封しており、翌日の朝香中戦でもバテながら完投。
- また、どれだけ苦しい状況でも、一度もマウンドを譲らなかった。
■魔球1(オリジナル変化球:元は『超シンカー』)、キレ○、リリース○
- 公式がシンカーと明言。(HP編集後記)
- 朝香中柳「ホームベースの前で少しだけ沈む魔球」(11)
- ストレートと見間違えるスピードがあることから、球速とキレをMAXに。また、沈むボールなので、できるだけ縦に落ちるよう角度を変更。
- 空振りは取れず、内野ゴロを量産するボール。
- 大正時代は変化球全般を魔球と呼んでいたらしく、シンカーという言葉は浸透していなかった。敵も味方もこのシンカーを『魔球』と呼んでいるので、名前も『魔球』とする。
- 朝香中は柳が気付くまで魔球を投げられていることに気が付かなかった。
■ナックル6
- 泥棒に向かって投げる際に投げ損なったことで偶然見つけ出した球。その後、実戦でも活用している。
- 作中描写では脅威の空振り率100%。小梅が取れないほどの変化量。
- こちらも魔球と呼ばれているが、握りを見ても普通のナックルなので、シンカーのほうをオリ変に。
■スローカーブ1
- 坂下小戦で、小梅が緩い球を投げるよう要求した際に投げた球。(6)
- ただのスローボールならストレートと同じく逆回転になるはずだが、この時の描画をよく見ると、順回転がかかっており、ただのスローボールではない。
- 推測だが、ストレートに見せかけながら球速を落とすことを考えた結果、リリース時に人差し指と中指をキャッチャーのほうに向けなければよいと考え、手首を横にして人差し指と親指の間から抜く、カーブの投げ方をしたのではなかろうか。
■クイックA
-
朝香中戦前日に自室でシャドウピッチングするシーンも、本番で見せたクイック投球も、非常に早い。
■闘志
-
相手が年上男子でありながら、まったく物怖じしていない。
■立ち上がり○
-
朝香中戦は投球練習に始まり、数イニングは完璧な立ち上がりだった。
■軽い球
- 練習でのvs巴、辻投げの他、小学生にすら大きい当たりを打たれている。
- ただ、変化球の失投が真ん中にいったわけではないので『一発』は付けない。(練習で落ちない変化球を巴に打たれまくっているが、本人は変化球をストライクゾーンに投げたつもりで、失投ではない)
■短気
- 小学生の野次にキレる。(6)
- その他、試合中に心配してマウンドに寄る小梅に悪態をついたり、朝香中が試合を断ったのを岩崎が主導したと勘違いして「卑怯者!」と迷惑電話をかけるなど、とにかくいらち。
○野手:3EEDCEE
■弾道2、ミートE、パワーE
- きようさ★4だが、投球練習に時間を割きすぎたせいか、打撃ではほとんど活躍がない。
- 最初の朝香中練習試合でも「6番記子、7番晶子」となっており(編集後記)、打撃は最初からあまり期待されていなかったことがわかる。
- 朝香中本戦でも岩崎の投球に歯が立たず、最終打席は苦肉の策でセーフティバントに切り替えている。
- ただし、二死で回ってきた朝香中戦最終打席では、鏡子と乃枝の前なので敬遠することが捕手から岩崎に提案されており、さすがにこの二人よりは打つということで、最低限の打力に調整。
■走力D、バント○、内野安打○
- 朝香中戦最終打席二死から三塁線セーフティ成功。(12)
■守備力E、捕球E
- 練習で、一塁ゴロのベースカバーで落球するシーンがあるが、朝香中戦では成功。ただ、動きは何となくぎこちない。
- きようさ★4だが、打撃と同じく、投球練習に重きを置いていたため、守備はあまり鍛えられていないと判断。
その他画像
「卑怯者!」「何ですって!?」といったお嬢様外れな名言がギャップ萌え。
2020版からの主な変更点は魔球の変化量減。変化量3だと空振りを取れてしまう時があり、再現性が低く感じたので。その分ナックルと野手能力を強化。