夙川 奈留緒（若草野球部狂想曲／若草高校）
パワナンバー：13200 11628 56096
理解不能のヒットメーカー
153センチメートルと小柄で、白磁のような肌と長い黒髪が特徴的な、日本人形を思わせるような美少女。しかし、常に眠たそうな表情で何を考えているのか分からず、口を開けば辛辣な言葉やとんでもないギャグが飛び出すことがあり、つかみ所がない。
中学ではテニスをやっていたが、体格ゆえに劣る身体能力に限界を感じたことから辞めてしまう。虚無感にさいなまれていたところ、偶然現場に居合わせたために亜希に草野球の助っ人として頭数にされてしまったことで野球と出会い、身体能力で劣る自分でもこなせる役割があると知り、野球に対して情熱を向けるようになる。
非力で足も常人並みと身体能力こそ劣るものの、運動神経は悪くなく、卓越したバットコントロールと守備センスを持つ。
基本情報
■右投両打 二塁手
- 右打席が基本だが、左でも打てる。（1-5/3-5）
- 二塁以外は守っていない。
■打撃フォーム：オープン17
- 特徴的な描写はない。投手の動作を見ることと当てることに特化した打撃なので、視野の広そうなオープンスタンスを採用。
能力詳細
2SFFEBB
■弾道2、ミートS、パワーF、流し打ち、代打○、カット打ち、選球眼、ミート多用、チームプレイ○
- バットを初めて握ったその打席で外角球に対応し、あわや安打となる一二塁間のゴロを放つ。（EX）
- 光児評「抜群の選球眼の持ち主だが、悲しいくらいに非力。バントや当てるだけの打撃は巧い」として、以後二番に抜擢される。（1-3）
- MAX148km/hの投手から、当てることはできるが鋭い打球は打ち返せないと判断し、敢えて見逃振を選択していたが、三打席目は左打席に入り、カットを続けて最後はフォークを見極め四球を獲得。（1-4/1-5）
- 光児と六甲道不在の白桜学園戦では三番に抜擢。一・二番連続三振後の一打席目、工藤の決め球カーブを狙い打ち、二塁手の頭を超える中安打。第二打席でも四回一死走者無しから安打で出塁。工藤に苦手意識を植え付け、第三打席では四球を獲得。（2-4/2-5）
- 若狭常陽戦では戦略的なベンチスタートで情報を集め、代打出場で左打席に立ち、左投手の有馬から150㌔超えの外角低め直球に合わせ、三遊間を抜く安打を放った。（3-5）
- 男子相手に三割以上の打率を残している。（EX）
- 走者一三塁を想定して高いバウンドの内野ゴロを打つ練習をするなど、ケースバッティングの意識が高い。アベレージヒッターは付けない。（EX）
■走力F、走塁A、盗塁A、バント○
- 走力は一般的な女子高生の平均レベルしかなく、チームでは一番遅いが、下記のとおり走塁技術は高い。（3-5）
- 一塁走者の際、右越二塁打でホームまで帰ってくる。（1-5）
- バントエンドランで不在の遊撃手方向へうまくプッシュバントを転がすが、三塁手の好守で一塁アウト。走力が足りなかった。走者は狙い通り三塁まで進める。（1-6）
- 眼の良さに加え状況を読む力も高く、抜群のタイミングで味方に本盗指示を出すなど、参謀としても活躍。（3-4）
- 走者二塁でフェンス直撃の当たりで本塁で刺されると悟り、わざと遠回りで本塁突入して狙い通りタッチアウトになり、続く一塁走者の本塁突入をサポートして成功。（3-5）
■肩力E、守備力B、捕球B
- 亜希が放った強烈なゴムボールの打球に超反応し片手で捕球。その後、初めてグローブをはめた野良試合でも、打球の方向を予測して動き、一二塁間の打球を二塁送球して併殺を奪う順応力を見せた。（EX）
- 光児評「肩は弱く、足も遅い。なのに守備は巧い」（1-3）
- 二ゴロはいつも無難にさばいている。（1-5/3-5他）
- イレギュラーバウンドに焦って一塁へ悪送球、無死二塁のピンチを作ってしまう。捕球はできたが送球で焦ってしまったか。珍しい失策。（2-5）
- 走者一塁から一二塁間の鋭い打球に追いつき、二塁送球も可能だったが無理はせず、一塁でアウトにする。（3-5）
その他画像
あまり喋らない性格ですが、「はい」「はい」「はい」「（96年の阪神の助っ人外国人は？）ハイアット」のくだりは最高です。グリーンスタジアム神戸のオリックス戦で野球観戦デビューという経緯も渋い純和風美人。
光児には最後までよく分からん奴扱いされていましたが、一方で打撃や観察眼に関しては最初から一貫して信頼されており、実力は折り紙付きです。
