武田 詠深(球詠/新越谷高校)
パワナンバー:13800 11164 75926(※単行本12巻時点)
※続刊の描写次第で能力のバージョンアップを予定
開花した苦労人エース
一人で頑張って孤立して一度は大好きな野球ヤメちゃった人。
幼少期にカラーボールで投げていた魔球を、自己研鑽の末硬球でも習得したが、中学では捕手の能力不足で投げられなかった悲しい過去を持つ。
しかし、捕手として大きく成長した幼馴染・珠姫との再会により満を持して開花。早速並み居る強打者から奪三振の嵐を巻き起こし、一年夏大会で鮮烈デビューを果たした。フォーム改造も含めて、更なる進化を続けている。
基本情報
- 監督「マウンドに立たない時は三塁か一塁に入って貰います」(10)
- 実際に理沙・息吹が投げる時は内野に入っていたが、光の加入により、野手として出場する機会は減っている。
■投球フォーム:オーバースロー139
■打撃フォーム:スタンダード1
- 特徴なし。
■夏大会成績(8巻カバー裏より)
能力詳細
○投手:147km/h コンC スタA カットボール4 あの球7 Hシュート3
■適正:先発◎、中継ぎ○、抑え○
- エースなので先発が基本だが、馬宮戦、熊谷実業戦ではリリーフ登板し、特に熊谷実業戦では最高の火消しをして締めている。(36/38/39)
■球速147km/h、ノビA
- 通称"強ストレート"を梁幽館戦で五番笠原に初披露。一死満塁から投ゴロ併殺に打ち取る。(28)
- 西浦にはアンラッキーなポテンヒットを許すが、六割打者・陽にはど真ん中でもファールにする威力。白井からも空振を奪う。(28/29)
- 四番中田に手痛い一発を浴びるが、最終打席ではそれを上回るノビのストレートを投じ、一飛に打ち取る。(34)
- 以降も、あの球を凌ぐほどの決め球として使われている。
■コントロールC
- 週刊ペナント「コントロールの良い直球」。珠姫も遅い直球のコントロールは認めているが、変化球の精度はまだ完璧とは言い難い。(15他)
- 強直球を追求しているが、制球が定まらない。北本実業戦では四球が多く、失点に繋がった。(57)
■スタミナA、根性○
-
最高で一日約250球投げたツワモノ。全力でも120球はいけるという。(29)
■カットボール4
- 高校で覚えた球。一年夏大会までは捨て球かと思うくらい空気だったが、その後のフォーム修正をきっかけに完成度が向上。空振りを取れるほど鋭く曲がるようになっている。(51)
- ボール二個分ほど動くカットボールで右打者を一ゴロに打ち取る。(57)
■あの球7(オリジナル変化球:元は『ナックルカーブ』)
- 作品の初回から登場する魔球。右打者の顔をめがけて(実際の軌道はもう少し低い)投げた球が、外のワンバウンドギリギリの位置での捕球になる変化量。
- 握りは明らかにナックルカーブだが、遅い直球と同等の速度がある。角度はややスライダー寄りの斜め方向。
- 死神の鎌に例えてた白菊が「魔球デスサイズ」と名付けたが定着せず。(11)
- 柳大川越練習試合で、四番浅井から三球連続あの球で空振を奪うなど、まったく寄せ付けない圧巻の投球。(7他)
- 梁幽館戦でも陽、高代から空振を奪うなど、強豪相手にも通用する。(24/29)
- 馬宮高校西田「エグい高速カーブ」(35)
- 熊谷実業久保田を捕邪飛に打ち取る。(38)
- 甲子園出場の強豪・咲桜の打者も、右打者は対応できず怯んでいる。(61)
- 美園学院愛甲「意外と速い」。諸積「終速が落ちない」(68)
■Hシュート3
- 初期の球姫「カットは微妙だけどツーシームは思った以上に使えそう」(12)
- 梁幽館戦、陽にはあっさり打たれているが、下位打線には通用しており、特に左打者の吉川には死球と思わせるコースから変化させて見逃三振を奪うなど、変化量も十分。(26他)
- 梁幽館高橋「直球とほぼ同じ球速」(26)
- 作中ではツーシームと言われるが、パワプロで設定されているツーシームファスト、シンキングツーシームとは別次元の球なのでHシュートに。シンカー気味に落ちている描写もあるので、Hシンカーでもいいかもしれないが…
■対ピンチC
- 梁幽館戦、観客の応援やヤジにも動じず、満塁での中田敬遠の後も平常心で笠原をゲッツーに打ち取った。(24/28他)
- 美園学院戦初回無死二塁とするが、後続を淡々と切って無失点。(68)
■打たれ強さB
-
梁幽館戦、柳大川越戦では、終盤で痛恨の失点を許すものの、チームメイトには諦めた表情を見せずに最後まで投げ切った。(30/42)
- 美園学院戦、絶望的な四失点後も切り替えて後続を切った。(71)
■奪三振、内角攻め
- 柳大川越練習試合で三振を奪いまくる。(5/6)
- 梁幽館戦六回裏、大田、吉川、小林、西浦で振り逃げも含めた一イニング四連続三振をマーク。(31)
- 咲桜打線を五回パーフェクト。特に右打者は死球コースからのあの球でキメまくる。(60)
- その他の試合でも奪三振のシーンが多い。
■牽制○
- 希&柳大川越大島「牽制うまいな」(6)
■リリース○
- 咲桜戦でフォームを掴む。美園学院愛甲「まったく同じフォームで来る」「直前まで何が来るかマジで分からん」(68)
■打球反応○
- 咲桜松井の投直に超反応。クールに捕球する。(62)
■対左投手F
- 咲桜戦では初回から飛ばしまくる。右打者二人は連続三振に斬るものの、左の松井には決め球もあっさりカットされ、粘られる。松井「左はカーブ当てやすい」。その後も右と比べて、左からはあまり三振を奪えていない。(62)
- データ重視の美園学院にも上位に左打者を並べられるなど、明らかに弱点と認識されている。真ん中から地面に叩きつけるあの球で空振三振を奪うなど、改善の兆しは見えるが、下位から被安打の他、四番諸積にスリーランを被弾するなど、やはり良いとはいえない。(68-71)
○野手:3GEDBEE
■弾道3、ミートG、パワーE、三振、積極打法
- 練習試合で打率.050。(16単行本おまけ)
- 影森戦、七対一からコールドとなる左前適時打。(20)
- 梁幽館戦、二死二塁にお膳立てしてもらうも、吉川の変化球を空振。(28)
- ど真ん中の失投を叩くも平凡な中飛。(31)
- 久保田の高め直球で空振。(37)
- 浅井に「打率こそアレだが振りは悪くない」と評されるが結局打てず。(45)
- 夜明林工日高の失投を捉え、初の中越3ランを放つ。(ただし、グラウンドが狭かったので、実質中飛になる飛距離だったらしい)(51)
- 無死一塁でヒッティングの指示も空振。(55)
- 同点の先頭打者で咲桜の左腕工藤からチェンジアップを狙い打ち、右中間三塁打。(63)
- 向上の兆しが見えるが、ミートはチームで一番低いGで調整。フライが多いので、弾道とパワーはやや上げる。
■走力D
- サッカーでドリブルしながらモブ同級生二人のディフェンスを引き離す。(67)
■守備力E、捕球E
- 投手の際、遊撃手方向のボテボテゴロを捕球できず、内野安打になる。(6)
- 三塁手の際、三遊間寄りのサードゴロで無難にゲッツーをとる。(11)
- 三塁線のライナーを好捕。(17)
- 一塁でも牽制悪送球を好捕、その他凡ゴロをそつなく捌くなど、無難な守備。(19)
- 一塁ゴロのベースカバーで落球した光を見て「わかる!ボールとベース見なきゃいけないし」と共感。気を遣ったのかもしれないが、守備に自信を持っている人の発言ではない。(48)
■ケガしにくさC
- 体をマッサージしていた芳乃「柔らかくていいねぇ。故障もしにくいし」(9)
- 中田「小柄なチームの中において目立つ体躯…一年にしては鍛えられている」(22)
その他画像
なかなかの苦労人なのでイジりづらいですが、菫や稜にイジられた時は笑ってますね。本当に良い子なんだなあと思います。
思い入れのあるあの球よりも、強ストレートが決め球のようになってきているのが気になっていましたが、またあの球が復権してきた感じで嬉しいです。