川口 息吹(球詠/新越谷高校)
パワナンバー:13700 61104 75865(※単行本12巻時点)
※続刊の描写次第で能力のバージョンアップを予定
センスの権化
幼少期より新越谷高校を見て育ち、満を持して新越谷に入った一年生。
野球は高校デビューだが、幼少期より野球オタクの妹・芳乃のオモチャにされ、さまざまな野球選手の物真似を強いられていた。入部後もその経験が活き、あらゆる選手のコピーで敵を惑わせるファンタジスタと化す。
ただの物真似ではなく、アンダースローの変化球でストライクが取れる、信じられないセンスの持ち主。芳乃と比べてお調子者だが、ノッた時こそ息吹の良さが現れる。
基本情報
■右投両打 投手(サブポジ:外野手◎)
- 投手も務めるが、本職は左翼手。
■投球フォーム:オーバースロー139
- 前回は影森中山のクイックアンダーを採用したが、結局その後アンダーで投げそうな雰囲気がないので今回は詠深のコピーに。アンダーでストライクが取れるセンスがあるのに使わないのはもったいないと思うが…
- 姫宮戦リリーフ登板時はオーバースロー。(55)
■打撃フォーム:オープン94
■夏大会成績(8巻カバー裏より)
能力詳細
○投手:116km/h コンE スタE カットボール2 あの球3 Hシュート1
■適正:先発◎、中継ぎ○、抑え○
- 初登板はリリーフだったが、その後は先発起用がメイン。
■球速116km/h、ノビC
- センス抜群ではあるが、あくまでアスリートだったわけでもない野球初心者。誰からも「遅い」という印象を持たれている。
- 珠姫「ノビがある…気がする」。低速でも垂れない直球は、芳乃から良質な回転の投げ方を叩き込まれていると想像。(10)
■コントロールE
- コントロールに関して珠姫の評価は「ストライクが入るのはありがたい」というレベル。四球を出さない程度のまとまりはある。
■スタミナE、回復E
-
二刀流で連戦した影響も大きいが、夏大会では足がつって手当てを受ける。
■カットボール2、あの球3、Hシュート1
- 変化球は詠深のコピー。変化球はすべてコピーできている。ただ、あくまで投法のコピーなので、決め球にできるほどの変化量はないと思われる。あの球の質も落としている。(19他)
■対ピンチB、緊急登板○
- 影森戦、同点一死二塁から登板し、空振、二ゴロでピンチを切り抜ける。(18/19)
- 馬宮戦では五安打を浴び、得点圏に走者を背負うものの、四回無失点。(36)
夏大会防御率1.00の成績から考えれば控えめな査定だが、新チームになってからの新人戦では翔栄戦で五失点しており、夏大会の出来はいくらなんでもビギナーズラック感が否めない。(53)
○野手:1EFDEDD
■弾道1、ミートE、パワーF、カット打ち、選球眼
- 柳大川越大野、朝倉からファールで粘る。(6)
- 中山から三塁後方に落ちるポテンヒット。(18)
- 中山からファールで粘り死球を獲得。次の打席でも四球で三出塁。(20)
- 梁幽館吉川からも粘って四球を二度奪う。(25)
- 大野に対して右打席に入る。外角球は打てないと見送り、その後内角球を引っ張って遊直。ショートがのけぞるような勢いの打球。まったくパワーがないわけではない。(45)
- 左腕吉田から一ゴロ。(55)
- 序盤、深谷東方松岡の直球にフライばかりの打線の中、唯一遊ゴロを転がす。その後は捕邪飛。(58/59)
- 安打は少ないながら、ファールにできるミート力はある。
■走力D、走塁C、かく乱、積極走塁
- 詠深のバント捕邪飛で二塁へタッチアップを決める。(25)
- 大きくリードをとって投手を惑わせる。(37)
- 「アウトになっても上位から始まる」と、下位打線ならではの思い切った走塁をする。足が速いという直接的な表現は見当たらないが、野球知識をフル活用して工夫している。(25)
■守備力D、捕球D
- 初試合で左中間のフライを捕球。(6)
- 合宿後の練習試合でエラー。(11)
- 正面やや後ろのライナーを後退し倒れこみながら捕球。(28)
- ゴロの打球に対し、初心者なら待って腰を落として捕りがちなところ、前にチャージしながら片手グラブで捕球している。後に左直をファインプレイした際も、怜のプレイを参考にしていると語っており、上達が非常に早い。(28/54)
- わざと落球することを考えるほど強い左飛にも余裕が出ている。(64)
■バント○
- 梁幽館吉川から送りバント成功。(28)
その他画像
高校で野球を始めてこの上手さは、もはやファンタジーの世界ですが、○○年に一人という希有なセンスの持ち主かもしれません。
ただ9巻以降、思ったような活躍がなく…。13巻以降に期待です。